緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/
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昨日、シンガポールの留学生の子たちや、日本人だけどもアメリカに留学していたという子と会いました。
たとえば某有名私立大学の建築学科でさえ、
「なんにも得られるものがない!つまらない!」
だそうです。
学生もやる気が全然ないし、先生も評価がAばかりで甘すぎるのだそうで、必死に勉強している学生であふれているシンガポールやアメリカの話題が出るとなつかしいね~となっていました。
大学事務も、英語が話せる職員がひとりしかいなかったり(大変そうでかわいそうらしい)、プロセスがなにかと面倒くさかったり、やはり留学生の受け入れシステムは整っていないようです。
大学は国際化を推し進めようと躍起になっていますが、留学生を受け入れる前に、まず自分たち(教員・職員・学生)を外の世界に出し、自分たちが「留学生」・「外国人」となり、その視点を体験する(苦しむ?)必要がまずあると思います。それから、日本に戻り留学生受け入れの仕組みをつくるべきです。
…と、普段から思っていたことではあるのですが、身近な実際の声として聞くとやっぱり勉強になるなという感じです。
自分も少しでもなにか変えられるよう、頑張りたいと思います
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