書きたかったことをふと思い出したのですが、
「パーティー開け」
のお話です。
ポテトチップスの袋とかを、みんなで食べられるように背中の部分まで含めて開けるアレです。
夏のワルシャワのurban gardeningのサマースクールで、夜の特別プログラムとして対象地として議論していたプラガ地区を舞台にした映画を観よう!という企画がありました。
(プラガ地区は、戦前の建築物が残り、貧しい人々が住む地区「だった」ところです。最近はアーティストなどの活躍により、最注目されてきて、新たな開発なんかも進んできています)
こっそりみんなお酒やらスナックやらを持ち込んで(先生たちからはお咎めなし)、大学の教室のスクリーンで観たのですが、スナックをみんなで共有するときに私がそのパーティー開けをさりげなく実行しました。
すると皆「なにその開け方!!超便利!!」「初めて見たそんな開け方」という感じで興奮して、他の袋でもやってやってとせがんだりしてきました。
意外なことが珍しいようです…
でも、そもそもヨーロッパのお菓子の袋って、日本だと背のペラってめくれる部分が本体にべったりくっついたりしちゃってて、やりにくいものが多いと思うんですよね… そりゃ誰も思いつかないだろうなという感じです。
それとも、他の人も食べやすいようにしなきゃ!という日本人ならではの他人への配慮ゆえでしょうか?
ちなみにその古い映画には、何度か「典型的な日本人観光客」が出てきます。
そのたびにみんなが振り返り「あれ、何言ってんの?(ニヤニヤ)」と尋ねてくるのでした。
いい思い出です。」
スーツにメガネにカメラ、そして「おぉ~~~」といって人のケンカでさえ写真をパシャる日本人… そんなステレオタイプが過去(今もまだ残っているかも)まかりとおっていたわけですね…
その後、私が道端で写真を撮るたびにみんなが「おぉ~~~」と言って、からかってきたのは言うまでもありません。