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こんな風に日々の色々を考えてみる

緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/

大学にヤギを呼びました

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大学にヤギを呼びました

筑波大学で実験中の「多文化共生ガーデン」プロジェクトの一環で、ヤギ(メスヤギ×2、子ヤギ×1)を3日間お呼びしました(研究費で)。

 

ガーデンの認知度を上げるだけでなく、ヤギに直にふれることで環境教育的な意味も込めたり…
そして除草という緑地管理的な意味もありました。



文化祭に日程もかぶせ、大々的に告知しなかったものの大好評でした!
子どもたちも興味津々!
収穫間近で不要になったサツマイモの葉っぱとツルを何往復もしてずーっとあげていました。(畑がちょっと禿げました)



なんと、軽自動車で毎日出勤。
つくば市内、キャンパス近所のヤギ農家さん(山羊印本舗さん)につれてきていただきました。
(大人3人、子ども1人乗っても大人ヤギ×2、子ヤギ×1乗れる奇跡…)

ちなみに、10年ほど前にもヤギが同ガーデンに来ていたのですが、同じ農家さんからだったとのこと!偶然のめぐり合わせです。

ヤギによる緑地管理はそこそこ注目されているようで、明日は外濠にヤギを呼ぼうというシンポジウムにも参加することになりました(ヤギでご縁がめぐってくるとは…)。
しかも、先週全く別件でお会いした先生も、そこで登壇すると。
ヤギの世界は狭い…

外濠ヤギシンポジウム
https://www.facebook.com/events/375088336281977/


一度鎖につないでいない時にヤギが脱走して文化祭エリアに猛ダッシュしてしまい、高熱を出していた自分がひとり猛ダッシュでおいかけるという珍事態も発生しました。
追いかけるほど興奮して逃げてしまいましたが、途中からゆっくり後をつけたら、最終的には自分でおとなしくガーデンに帰ってきました。そして大地にダイブして鎖を手につかみ、なんとか鎖に繋ぎ直しました。

一部始終を見た学園祭来訪者や実行委員さんもさぞびっくりしたことかと思います…
本当に申し訳ございませんでした!

  

ちなみに子ヤギは親にくっついているから大丈夫とのことで鎖につながっておらず、親(?)ヤギと一緒に脱走しました。親しか追えなかったのですが、子ヤギも親の後を追って自ら帰ってきてくれました。
(その後脱走はなかったものの、場所に慣れてきたのか、ガーデン外にも行きかけて不安になること多々…)



でも本当の親はこのメスじゃなくて、もう一頭ツノのあるほうのメスヤギのはずと農家さんは言っていたのですが…何を間違えたのでしょうか…



↑本当のお母さんという噂のヤギ。
こっちは人懐こくて、誰これかまわず顔をすりすりすりすりしてきてくれました(ツノがささる)。
ツノはオスメス関係なく、遺伝の関係で生えてくるようです。

なお、ヤギ農家さん曰く、脱走は2日目だからまだよかったようです。
1日目だったらガーデンを自分の居場所と思っておらず、どこかに行ってしまったかもしれないね~(HAHA)とのことでした。



桑の葉とサツマイモ大好きですが、ちゃんとあんまり好きそうじゃないササも含めいっぱい食べてくれました。ありがとうございました!

また来年も呼ぼうと思います。
どうもありがとうございました。
突然現れたヤギをあたたかく見守ってくださった学生支援課の職員さん方にも感謝です。



※脱走したこのヤギは気性が荒く、桑の葉っぱを上げると、「もっとくれよ」と言わんばかりに時々どついてきました…
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