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こんな風に日々の色々を考えてみる

緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/

新文化と旧文化 - エストニア

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新文化と旧文化 - エストニア

タルトゥ最後の朝をあわただしく過ごし、滞在していたHotell Tartuの目の前にあったバスターミナルに駆け込んで、2時間ちょっとで無事にタリンに到着しました。
Soolaという通り沿いにあります。

バスターミナルの情報とかは結構日本語でウェブに既に落ちているので、私が書く必要はそんなに必要ないかと思います。2015年でも同じ状況でした。

とはいえちょっと写真を…
これが発車するバスの一覧。かなり多いです。プラットフォームは別のモニターに出ていました。チケットにも書いてあります(エストニア語ですが空気読む感じで解読できます)。



これは券売機。事前に買っていなければこれで買えるのでしょう。近未来的。一見何かわからないあたりはアフォーダンスとしてどうなのでしょう。
 


乗り場案内はサインがあるので安心です。



私は7EUR、オンラインで事前にチケットを購入しました。
QRコードをバスの運転手のおっちゃんに読み取ってもらい、定刻1分前に発車(気が早いね!)



後ろのバスも全く同じ会社の運行(むしろそっちは私が予約した会社(LUX)のロゴが全面にあったのに、私のバスは違う会社?のロゴが)、さらに同じ行先なので、ちょっと迷いましたが、運転手のおじちゃんたちは英語が普通にしゃべれますので聞けば大丈夫でした。多分、同じ時間に発車するちょっとグレードの高いバスだったのだと思います。


本当は指定席でしたが、私の席には既に座っているお姉さんがいたので、後ろに座りました。そしたらその席に座るはずのお姉さんが来てしまったのですが、「別にいいわよ」と素敵に返してくれたのでそのまま座りました。


バスはwifiもブロードバンドで完備、電源もありました。
この辺の環境整備は、ラトビアもエストニアも素晴らしいですね。
タクシーも路線バスも、タブレットで運行管理していました。

ちなみにスーパーでも端末を手に、すべてセルフで会計することができます。
素晴らしいですね!
 
英語の案内リーフレットも置いてありました。


ということで、2時間ほどバスに揺られて、タリンのバスターミナルに到着!ちなみにその前に空港にも停車しました。
車内アナウンスはエストニア語のみっぽいので、事前情報ないとうっかり降りかねないかもですね。


バスステーションの前になんかレトロなバスがある!と思ったら、


 
レニングラード行き?ソ連の影響下にあったころの、昔のバスの展示でしょうか。
ちなみにバスステーションはBussijaamみたいです。Google mapで場所を探したりするときにぜひ。タルトゥで検索したときはうっかり全然違うところが引っかかったりして、罠だと思いましたが…


(旅の小技として、wifiが繋がってるときにGoogle mapで行きたい地域、オフラインでも参照したい地域をあらかじめ読み込ませておくと、しばらくはオフラインになってもその地域の地図を細かく見られます。GPSはオフラインでも機能してくれるので、これ便利です)


近くに停留所のあるトラム2番で旧市街のホテルへ。
旧式のトラムなので、恒例の高い床… 重いスーツケースを上げられず見かねたおばあちゃんが手伝ってくれるという事態になりました。



なお、トラムの車体自体は旧式でも、無理やり液晶がくっつけられています。
先進的?


降りる時も心配してくれたのか(無表情で)なにやら話しかけてくれたのですが、オッケーオッケーいいながら一人で降りて、お礼を言ってお別れしました。

旧市街は道も悪くて、当然石畳で、工事もしていて、やっぱり重い荷物を持って歩くもんじゃないな!と結論づけながら入ったホテル。とても綺麗ですがやはり旧市街の建物なので段差とかドアの重さとかきつく、廊下も狭く、幸いエレベーターはあったにしろあんまり選ぶものじゃないな!と結論が付加されました。


ということで、ハイテク化が進みつつも旧市街の大変さは残るエストニアなのでした。
ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、開発がまだまだこれからの地域ほど、既存のインフラとの兼ね合いがないせいか、もしくはいろいろ躊躇がないのか、wifiなど新しい技術、文化の導入は早い気がします。

大人がスマホやタブレットに抵抗があるけれども、この時代にうまれた子供はあっさり自分の生活に導入できる、みたいな感じですね。


そろそろ携帯も充電完了するので、タリンの街に繰り出します!
明日の夕方には、ミュンヘンへ!
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