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こんな風に日々の色々を考えてみる

緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/

ラトビア人ならきのこ狩り

(予告した記事を書いていないですが、いま参加している学会とも関係してくるかもなので、後日に…)


昨日よりヨーロッパにおけるランドスケープアーキテクチャー分野の国際会議でエストニアのタルトゥに来ています!小さなかわいらしい町です。
 
その前にラトビアのRigaリガにいました。カンファレンスのバスがリガまたはタリン(こちらはエストニア)に迎えに来て、少し見学とかも入れてくれるというプログラムだったので、リガに前乗りしました。

昨年のザルツブルクのサマースクールで知り合った友人もリガ出身でいまも住んでいるので、案内してもらいました。
彼女はちょうど修士課程が終わって、博士課程に入ったそうです。週1回は大学のアシスタントで働いて、それだけでは生活費が足りないのでもう1日、ドイツ系の不動産事務所で働いているそうな。

まちにはドイツ語のプロダクトがあふれています。
なんでだろう、東欧と同じようにひたすらドイツ資本の産業しかないのか、と思ったら、ドイツが支配していた歴史があるんですね。そのあとはスウェーデンだのロシア帝国だの… なんと壮絶な歴史…

去年友人と知り合うまではラトビアという国の名前さえ意識したことがありませんでしたが、全くバルト三国のことを知らなかった自分が恥ずかしいです。が、こういうきっかけがないと実感として学べないですね。そういう意味で、旅はやはりいいものだなと思います。



その名残なのか、彼女は昔(中学?)、第一外国語としてドイツ語を選んだそうです。
普通はラトビアの人でも英語らしいですが、でもそもそもドイツ語なんて選択肢があるんですね。
いまも普通に不動産事務所ではドイツ語を使っているらしいですし、頻繁にインターンとか交換留学でドイツに行っているみたいです。

その友人が、事前に「わたしの友達がたぶん海にドライブでつれてってくれる!」と言ってたのですが、当日彼女はひとりでトラムに乗ってやってきました。

なんだか「うまく話せるかわからない」とか言っていたらしく、高尚な人間と私のことを勘違いしたのかもしれません。しかし、もっと重大な理由があったようです。


飛行機から眺めたラトビアはひたすら森!森!森!こんなに森な国は見たことがない、というほどに森だったのですが(いまは大部分は農地に開拓されてしまっているけれども、大昔はこんなランドスケープであったのだろうか)、いまの時期はラトビアの皆さんはマッシュルームハントにいかなければいけないのだそうです。

8月終わりから9月の週末といえば、森にいってきのこを採りまくる。
それが彼らの至高のレジャーなのだそうです。


それなら友人の友人がこられなかったのも仕方ないですね。
きっともりもりキノコをとったことでしょう。
こんなポテトチップスもあるくらいなので仕方ないです。


(クリーミー・フォレスト・マッシュルーム)
  
  
主となるキノコの写真を見せてもらったら、シイタケにそっくりでした。



毒キノコとの判別は難しくないのか、と聞いたら、別に全然問題ないそうです。
きっと幼少期から鍛えられているのでしょう。




こんな余裕のある話をかけたのも、たったいま学会のプレゼンが終わったからなのでした。
この学会も2回目(昨年はポルトガルのポルトで開催)ですが、いろんなところで知り合ったヨーロッパの人たちと再会して、より記憶に残してもらえたり、新たに知り合う人もいたり…でかなりヨーロッパの人たちとのコネクションが確立されえたことを実感しました。

何度か偶然も含めてお会いしたことのある、ドイツ研究の権威な千葉大の大先生の影もちらちらとで、世界は狭いなぁと改めて思うのでした。


また次はエストニアのことか、それかこれまでの珍道中について書きたいと思います。


これから、ようやく締切直前の論文とじっくり向き合います……
執筆経験も乏しく未熟なのに、とても論文を投稿するとは思えない無茶苦茶なスケジュールで動いているので、共著者の先生方にはご迷惑をかけっぱなしです。

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