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こんな風に日々の色々を考えてみる

緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/

海外旅行の際は注意:タバコと免税範囲

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海外旅行の際は注意:タバコと免税範囲

先週帰国しました!
もちろん西→東なので、いまだに壮絶な時差ボケを引きずっており、3:00am(±2時間)に寝て、特に用事がないと正午(±3時間)に起きています。

今回、行きのフライトは羽田→ミュンヘン→ウィーンだったのですが、頼まれていたタバコをよかれと思って2カートン買ったら、事件が起きました。
(私はスモーカーではないです)

羽田の免税品で買って、もちろん免税品ショップの袋を堂々と手に持ちながらミュンヘン空港についたわけです。

狭い通路にお兄さんが2人仁王立ちしていたわけです。

私の持っている袋を見て、「ちょっとこっちきて」と…


税関でした。
がっつり76EURとられました。
(ちなみに現金じゃなくてもカードでも払える親切ぶり、というか、いかなる手を使っても徴収しますよという、ドイツらしい用意周到っぷり)

酒類はともかく、タバコの最大持ち込み量を知らなかったのです…
EU加盟国外からドイツに持ち込めるのは、1人あたり持ち込めるのは、紙製たばこは200本まで、つまり1カートン(大きな1箱1個)までだったのでした。
ドイツ大使館の説明↓
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/03-konsular-und-visainformationen/033-zoll/Zollfrei.html


同時につかまっていた日本人の人曰く、めったにこんな検査が入ることはないそうな。
そしておそらく私も、袋を堂々と持っていなければ、また他の人につきっきりになって2人のお兄さんがその場にいなくなってたらスルーされていたでしょう。

しかし、リスキーすぎるので、1人旅の方はご注意ください…
乗り継ぎでもアウトです。そしてドイツ以外(日本であっても)、ほとんど同じルールが適用されるはずです。

ちゃんと調べておけばよかった… 頼んでくれた子は優しく払ってくれましたが、迷惑かけてしまいました。申し訳ない!



なお、もともと乗り継ぎ時間が短かったため、その手続きを終えてテクテク歩いたウィーンへのルフトハンザ乗り継ぎ便のゲートでは、「もう締めたわよ。乗れないわよ」と無情にも告げられるのでした。
ゴネてもダメでした。45分後に次の便あるから、と言われた以上、ゴネる時間も勿体ないので割とあっさり諦めましたが…

幸い、確かに45分後のオーストリア航空便に振り替えてもらえましたが(手続きカウンター遠すぎ)、

荷物はミュンヘンに取り残されるわ(もともとの便にも積めず、そもそも間に合わなかったんじゃないのか?それともあの短時間に降ろされたのか?)

・アパートメントタイプのホテルなので鍵の受け渡し時間に制限があり、何度も(英語で)電話しなければいけないわ(英語の電話は苦手なので、ときどき理解できてなくて、相手の担当者のお兄さんに叱られるし、空港外ではネットも使えずSIMをまだもっていなかったので日本の携帯でローミング電話することになるし)、さらにレイトチェックイン料を払わなければいけないわ


結構散々な初日でした。

7~9月は日本を旅していたり、ミュンヘンやウィーンから来た友人たちをおもてなししていたり、論文があったりと、相当にバタバタしていたので気持ちも浮つき準備も不充分だったからだと思うのですが、結構こたえました。
せめてホテルは、もっとゆとりもってチェックインできるノーマルタイプのものを早めに抑えておくべきだったと思います。ギリギリだったのであまり選択肢がなく、吟味もできませんでした。


今回は慣れた国・都市での出来事でまだよかったなぁという感じです。そうじゃなかったらどうすればいいか瞬時に判断できなかったと思います。



その後、
・お気に入りの(ちょっと私にしては高めの)時計を紛失したり
・オクトーバーフェストの会場でiPhoneを落として液晶映らなくしたり
ホテルの予約期間が実際の旅程とずれていた
帰宅後にスーツケースの割れに気づいてしまったり(本来は荷物を受け取った場で気づかないと補償してもらえない)
・荷物が届いてなかった間に必需品として買ったコートのレシートをうっかり捨てる(保険金請求に必要)

などあったのですが、こんな色んなことが起きる旅も初めてでした。
財布を盗られた、は何度かやってますが、大体そういうときは一つの旅行期間でその大一番の出来事だけ起きます。


参考のために、対応としては、
・時計はホテルのフロントとかタクシー会社、学会の担当者に全面協力いただいたが出てこず(盗難だったら補償されていたけれども)
・海外旅行保険に入っていたので、iPhoneは携行品補償でカバー
・ホテルの予約期間は、チェックインを1日遅らせるだけじゃ勿体なく1日分多く支払ったことになりもったいなく、しかし実は当初の予定よりもう一日滞在しなければいけなかったので、遅らせた1泊分の料金で後ろに1泊分延ばせないかと頼んだら、ずらしてもらえた
・スーツケースも航空会社の証明はとれなかったが、補償OK
・コートの購入証明もクレジットの明細でおそらくいける(担当者の判断次第と言われた)


時計以外はなんとかなった感じです。
こんなに保険を駆使したこともないです。


まぁでも一番のびっくりは税関でしたでしょうか。
皆様、お気を付けください。
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