数日前から、ドイツの友人から教えてもらったCities: Skylinesという北欧発のゲームにはまっています

幼稚園・小学校・中学校のころは登校前に新発売のゲームを取りに行ってひたすらやる…という子ども時代を送っていたのに、高校以降、ゲームに二度とハマれないと思っていた自分がこんなに時間を費やすなんて!うれしいです。
SimCityと同じようなもので、でもSimCityの最新作があまりに不評だったらしく、世の中のゲーマーたちはSkylinesのほうに移っているとのことです。
Steamというゲームを販売するプラットフォームで、夏のセールで2,000円前後でした。買った翌日にモンスターセール(特別セール)で更に安くなっていましたが…
300円のちがいだったのでよしとします。
順調に街を開発していって、おお、なかなか私もやるじゃないですか~

システムがわからないことばかりなので、非効率とかもおかまいなしに、フィーリングで開発開発。
しかし、事件は人口が6万くらいになったころから勃発…
高齢化、死人続出!
当初の人口密度の高さで霊柩車が追いつかない!
空き家続出!
地価大幅低下!
さらに空き家続出!
人口1万台に!
赤字まっしぐらで借金まみれ!
開発しても地価の低下で(人気がなく)人は入ってこない!
↑大惨事の1パート(これが市域全体に)
※やったことのある方しかわからないので恐縮ですが、「地価が低すぎる」マークや「建物が放棄されている」マークがずらっと並んでいます
結構頑張ったんですが、
どうしようもなくなりました…
無駄に急速にスプロールさせた結果がこれです。
ということで第二ラウンドは、段階的に開発して一斉高齢化を防ぎ、また需要のバランスをみながら効率的に住宅・商業・産業をそれぞれゾーニング。
↑ 2nd Cities
すばらしく常に黒字経営で予算も常に潤沢。
条例も地区ごとにつけて、うまく地価を上げたりとか。騒音や土壌汚染を引き起こすような建物どうしの距離にも気を図って。
道路も無駄なく。(遊びがないけど… 本当はもっと曲線の、人間らしい形を取り入れたいけど、そうすると効率が非常に悪くなる。こうしてアメリカの都市もできたのか…)
人口の伸び率も少しずつですが、それでも以前に比べれば安定しているはず…?
普段、都市計画や緑地計画を学びながら日常に暮らして、なんでもっと計画的に綺麗に都市をつくれないんだ!とか思ってしまいますが、最初はゲームなのでまっさらなので綺麗につくっていけますが、そのあとは既存のものをベースに、そのあとなんとか直して、次に出たほころびをなんとかして…という繰り返ししか基本はできないんだなということを学びました。
現実なら、歴史的に積み重なってきた都市が既にあるわけで、そうなると尚むずかしいですよね。
そして一度、一斉高齢化のスパイラルに入って、対策が遅れると本当に手のつけようがない。遅れなかったとしても、なんとかなったのでしょうか?
昔SimCityをやっていましたが(小学生くらい?)、あの頃はわからなかったことがいま沢山わかります。
是非都市計画系の分野の学生に、実習とかでやらせるといいのではないでしょうか(笑)
「笑」とかつけましたが、結構まじめに、よいのではないかと思います。
しかし、ネット上で情報を交換・蓄積したりするwikiとか、やっぱり凄いなぁと思います。
情報を使いこなせるか否かで、成果がたちまち変わるのは、ゲームに限らない話でしょう。
日本語化MOD(これを入れれば日本語になる、というファイル)もゲーム発売後1週間でユーザー有志により完成されたそうです。情熱とスキルのパワーってすごいなと思います。
ちなみに私は英語のままやっていますが、これも生活常識的な単語を学べるので、英語の勉強にもなかなか良いと思います
