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こんな風に日々の色々を考えてみる

緑地計画・造園学な研究者。欧州を中心に、世界のあちこちに出没。大衆的目線からいろいろ捉えてつづります。 メインHP → http://npom.ehoh.net/

財布ロスト顛末(ウィーン編)

ということで、2週間欧州出張にいっていました。

ジュネーブ・ローザンヌに4泊、ウィーンに4泊、ザルツブルクに4泊、エアランゲンに2泊。
メインはザルツブルク大学のサマースクール参加(私の研究のテーマどまんなかについてだったので)でしたが、せっかくザルツブルクに行くならば、ウィーンにも行こうと思ったのでした。



ということで、ウィーン。おお、なんだか駅のなかに新しい端末が出来てる。新時代。

(割とすぐ財布を紛失してバタバタしてたり、観光地らしいところにはほとんど行ってないので今回はぜんぜんウィーンっぽい写真はないのですが…)

あまり変わったことはないかなーと思いましたが、地下鉄がぐんぐん伸びていて、日本のshrinkingとは真逆の成長を感じますね。
EUの東への拡大が実感できます。
ずっと計画にはあったけど現れていなかった地下鉄5番線が2018年にできるという記事もそこら辺に適当にある無料新聞heuteに。

 
友人曰く、できるのは2022年とかじゃない?w みたいな反応でしたが(笑)

 
これはトラムにて。犬かわいい。犬もとてもよくしつけられるよう決まっているらしいので、電車やバス、トラムに乗れます。通常、口にキャップをつけますが…(そういうピクトグラムも車内にあるので是非ご注目ください)
 

 
なつかしの学生寮。留学期間の半分はここで過ごしました。
シュトゥットガルトの女の子と数ヶ月、韓国の女の子と1ヶ月ルームメイトでした。なつかしい…


 
信号とかピクトグラムとか好きなのですが、いまだにウィーンの自転車用信号で赤が複数ある理由がわかりません。


 さて、ウィーンに着いて、現地でいろいろ人に会いますし、かつて使っていたSIMフリーの携帯にプリペイドSIMを入れよう!と意気込んでいった"drei"。(ドライ、と読んで数字の3の意味です)
あとから聞くと何かと評判の悪いdreiでしたが、かつて使っていたorangeという会社を買収したのがdreiだったので、前のSIMにチャージできるのかも聞きたかったのでそこに行きました。
(結局できませんでした。もう最初から違うお店に行ってればよかった。事件起きなかった)

行ったのは、英語が確実に通じるであろう、観光地どまんなか。
シュテファン教会目の前。すばらしい立地。裏を返せば危ない立地。


9.90EURでSIMを買ったはいいけど。


たぶんカウンターに財布を置き忘れて…
(次の予定が迫っていたので、焦ってたのでしょう)



日本だったら、店員さんが預かってくれるものでしょうが、そこは海外クオリティ。
いかに住みやすい都市no.1をバンクーバーと常に争うウィーンでさえ、さすがにそんなことは滅多にないと思われます。


ということで、消えました!


2時間後、気づいて戻ったときには時すでに遅し。
私の対応をした店員はいましたが「そんなものは知らない」と言われる始末でした。
(現地の友人がつきそってくれて、聞いてくれましたが…)


友人曰く、たぶん店員が盗ったと思うけど、彼が何も知らないと言っている以上、こちらには何も出来ない、と。


自分、衝撃!
なぜまたこんな過ちを犯してしまったのか!


そのあと、友人に警察の場所わかる?と言われて「わかるわかる!前も行った警察署だと思う!」と言って、一人で向かったはいいものの、前行った場所とはそういえば違うことに気づき、買ったSIMのネット接続も結局悪すぎて(笑)、スタバのwifiも拾いづらく、仕方なしに日本のiPhoneでデータローミングで調べました…


※なお、ネットが繋がらない現象はしばしばあって、さらにうっかりオーストリア国内のみのプランを選んだようで、ドイツに出たときもSMSさえ使えず…どれだけローミング代がかかったか…


この警察署に行く前、留学しにきていた私の後輩もお金を貸してくれました。
このあとの滞在を楽しんでほしいからと。男前です。そのあたたかさに本当に感謝です。


で、Schwedenplatzという地下鉄の隣駅まで歩いて、二度目の盗難証明書づくりに挑戦です。
留学のときも作ってもらったのですが、そのときはオールドイツ語で、今回もか…と思ったら、あんまりにも私がうまく喋れないもので、今回の若いお兄さん警官は途中から英語も織り交ぜてくれました。
とはいっても、態度は雑でした。適当。終わったら早くいけって感じでしたし、まぁそんなものですよね…

私としては、明らかに財布の所在がわかっているので、ぜひともお店を調べてほしかったものの、署内にいたお姉さん曰く「財布が見つかってから、連絡することしか私たちにはできないよ。ごめんね」。ですよね………

(なおこの話を日本でしていたとき、日本でもカバンをまるごとひったくられて、中に入っていた携帯の電波を探知して場所を特定できたとしても、確かな証拠がないということでその探知された場所にあたる家を調べにいくことはできないそうです。なんと…)

ということで人生二度目、盗難証明書をいただきました。

 


東南アジアに行ったときは、もうとにかく気をつけて財布も100均とか雑誌の付録のコインケースだけ持って、しかも現金やカードやたくさん分けて持っていたのですが…
慣れたヨーロッパで完全に油断しました。
クレジットカード1枚を除き、現金、国際キャッシュカード(新生銀行)、クレジットカード1枚、その他免許証、保険証などなど…

全部お逝きになりました!


1年半前の事件再来!


まさかまたやるとは…
 

(あとで現金以外は復活することがわかるわけですが)


 ダメもとで、ウィーンからザルツブルクへ移動する日にもスーツケースを引っ張って、事件の店に行き「防犯カメラはないのか」と聞いてみるものの、そんなものはないよ、じゃあね、と軽くあしらわれて終了。いや、あるだろ、そこに。

とりあえず在オーストリア日本国大使館に事件の顛末を報告して、見つかったら連絡くださいと連絡先を残し、発ちました。
 
電車のチケットも持っていて、(というより基本的にオンラインで取って印刷+本人証明となるクレジットカード携帯(ドイツ鉄道のシステム)、または、券売機で発行するだけ(オーストリア国鉄のシステム)だったので、あまり問題なくOK。残ったクレジットカードが違う方だったら危なかったですが…)、無事に移動。


 
その後、ウィーン市の紛失物オンラインサービスも時々見ていましたが、やっぱり情報は出ず、先輩方や友人にお金を借していただきまくることになります。
生活費は上述の後輩から、サマースクール参加費はウィーンで働いている先輩から、そして問題のザルツブルクホテル事件。

残っていたクレジットカードも、ちょうどザルツブルクのホテル精算日は限度額に来ていて(引き落とし日の関係で、その翌日は復活しました)、限度額の引き上げも当然学生だからと断られ、もうチェックアウトで困ったり、そのためグループワーク発表時間に間に合わないんじゃとハラハラしたり… いろいろありました。

これに関しては、サマースクールには、本当に偶然ですが、以前からお世話になっている先輩も参加されていたので大変助かりましたが、いらっしゃらなければ私の旅は終了していました(笑)

たくさんの方の力を借り、すべての行程を無事に終えるのでした…


そして、帰国後翌日、再発行手続きを始めたりしましたが、その次の日には財布が見つかった通知が大使館からくるのでした(笑)しかもこの通知があってから見たら、紛失当日には私の財布が見つかっていたようで!


↑この一番下にある案件が私の財布の件と思われます

(なぜ情報出てなかったのか…? 同じ27日のほかの案件は前からどんどん出ていた)

ともあれ、普通、色くらいしか情報がなくてどれが誰の財布だか非常にわかりにくいのですが、Rebecca Taylorというブランドネームをどなたかが書いていてくれたので、明らかに私の財布の情報だとわかりました。誰だかわからないけど登録してくれた人ありがとう。でももっと早く情報ほしかった…

見つかった場所は、地下鉄1番線/3番線と書いてあり、わたしがなくしたところはその二つの路線が重なる駅の目の前なので、確実にあのお店から持っていった人が現金を抜いてすぐ放り投げた(orその人自身が紛失物サービスに届けた)のでしょう。
 

ちなみに、滞在中に見つかったらいいな、と思い、実は国際キャッシュカードは止めていませんでした。どうせ向こうの人使えないでしょうし。クレジットカードは勿論止めていました。
もし滞在中に手元に戻ったらかなりありがたかったのですが、仕方ないですね。
 
 
大使館の方によれば、お札の現金が全部抜かれ、ユーロのコインが抜かれ、あとは全部(スイスフランの硬貨さえ残っていたらしい)綺麗な状態で日本国大使館に届いたそうです。たまに相当汚い状態で財布が届くことがあるらしいので、よかったですねと言われました。


送料21EURをウエスタンユニオンで送金して(手数料990円かかるので、結局4000円くらい)、いまわたしの財布は配送中かと思われます。
硬貨は送れないそうなので、友人に取りにいってもらい、そのままもらっちゃってください、ということにしてあります。

ウエスタンユニオンも、h.i.s.が概ね取り扱い店なのですが、業務時間が激しく短く… 夕立のなか走っても間に合わずで、しょうがないのでその隣駅の謎のフィリピン人のお店に行って送金手続きしてもらったり(笑)いろいろありました(笑)


割と、いろいろ再発行始めたりしていたので、もはや高いお金出して急いで送ってもらうメリットもそんなになかった(帰国後もさらに一日待ってれば、銀行のキャッシュカード再発行手数料とかいらなかったなー…とか踏んだり蹴ったりで切なくなってます)のですが、

財布だけでも戻ってくるのはありがたい&友人に持ってきてもらうのはこれ以上迷惑をかけるのは良くないということで、素直に送っていただくことにしました。



 
9.90EURのSIMを手に入れ、財布を失い、ローミング代が激しくかかり(8000円、盗まれる前からローザンヌでもやむ得ず結構使ったせいもあると思いますが)



高いSIMでした^^;


この滞在中の事件から、こまごまと不注意事件が起きて散々な毎日なのですが、それはまた別の記事で。


ブログ始めて以来、最も長文の記事となりました。
読んでいただきありがとうございました。
財布にはご注意ください!油断が最大の敵です!(自分への言い聞かせ…)



でも、大使館が近くになく、友人知人もいないようなところですべてのものをロストしたら、どうなるんですかね……という話をサマースクールのときに先輩としましたが、想像すると怖くなってやめました(笑)
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