たった先ほど、バーゼルでの国際会議での発表が終わりました。
会議全体のテーマは
Growing in Cities。
(廃工場をリノベーションしたホール?なのか、工場チックななかにミラーボールが…)
一番最後のセッションの一番最後の番でしたが、たくさんの方々に聴いてもらってしまい、恐縮ですが嬉しかったです。
たくさんセッションあるのに、なぜか東京の出身大学の仲間(ベルギー出身)と同じセッションになるという奇遇さでしたが、日本のプレゼンスをたかめられたのではと思うので良かったです。
(私はニュージーランドの事例についての研究発表でしたが)
もっと日本の存在感を増さないと…
ということで、EUが予算を出しているファンドでこの壮大なurban gardeningについての研究プロジェクト、そして最後の締めの国際会議が開かれたのですが、その成果物の一部を日本語にも翻訳させてください、と組織のヘッドな先生に申し上げたら、快諾いただけ、さらに国際会議のクロージングの際に名指しで言及してくれました。
ちょっと照れ臭かったものの、ありがたいものです。
いままで、この予算で開かれた(本当はヨーロッパの国々向けの)サマースクールに2年連続で参加したり、関連学会にもちょこちょこ根性で乗り込んだだけあって、知り合いだらけのさながら同窓会でした。ポスドクの受け入れをお願いしにいったドイツの先生も基調講演でいらっしゃったり…(結局、いまは日本で就職してますが)
こうやってコネクションを築いていくのが、自分と国の将来を切り拓く道になると信じています。ヘッドな先生も言っていたけど、各国の交流が危ぶまれる危険な世の中だからボトムアップのアプローチ!
この調子で日本のプレゼンスを海外で高めます。せっかくいいもの持っているのだから、発信するテクニックと度胸が必要だと思います。
明日はまた別の学会に少し顔を出し、その後ひたすら調査ですが、合間に来週帰国日〆切の論文を執筆しなければいけないという、過酷な日々がまだ続きます……
が、今夜くらいは祝杯を!
ということでライン川沿いのレストランにいってきます。
国際会議を記念するベンチも、allotment gardenがそびえたつ丘の上に設えられました。
素晴らしい!