自分新聞がスパムか云々かという話がありますが、それは昔からあることで、FacebookアプリやLINE、Amazonや楽天など、どんなwebサービスにもあてはまることだと思っています。
サービスを受けるならそれなりの対価を払わないといけないわけで(でないと企業は倒れる)、その対価が何なのかを受容者・消費者は自覚している必要があると思います。
例えば自分の話で言えば、
Facebookは自分の個人的な出来事や情報が収集されて、広告などが出されているわけですが、それはどこまで出すかコントロールしておけばよくて、対して友人知人から得られる情報は面白く有益なものも沢山あるので、利用しています。相互作用もまたよしです。でもFacebookアプリとなるとうさんくさい企業のものが多いので信用しません。自分のアカウントにアクセスさせたらどこまでもってかれていて何に使われているのかわかりません。●●診断のやつとか。
Amazonは閲覧・購入した商品をもとに自分の興味とかなり近いものをおすすめしてくれるので、「あ、これもあったのか」と知ることができ便利なことも多いです。なので、大分重要な情報(クレジットカードとか)を提供しているとは思いますが、それに見合っただけの便利さをいただいているので、利用しています。ポイントもかなりつくし…
(ただ、某運送会社でバイトをしている母からの裏話を聞くと、利用を控える気持ちが強くなりました。あと日本の企業や、既存の書店店舗を応援したいという考えもあり、最近では書店利用をなるべく心がけています。これは別の話ですが)
なお、Amazonでいいねをすると、他の人のフィードに半永久的にそのいいね情報がトップに出続けるので、控えています。どうしても商品を紹介したいときは、URL直貼りです。
楽天は、一度閲覧しただけで延々と様々なページでその商品の広告を出し続けてくるので、ちょっと嫌な感じです。ただ、出店が多く大体の商品が集うポータルサイトなので、便利ではあります。なのでたまに使います。
最後、LINEに関しては、最近友人知人とのやりとりに支障をきたし始めているとはいえ、手を出せていません。あれは一体、何を対価に差し出しているのかわからないからです。電話帳だけなのか、あるいはそれ以外にも何かスマホから抜き出しているのでしょうか。そして、何に使っているのか。個人向けダイレクトマーケティング? トーク画面に広告が出たりするのか? そこが見えないので使えません。ウィーンにいるときに「Whatsapp(LINEと似たアプリ)を使って」と言われ、使い始めたときに連絡先一覧を見た、あの違和感… (あと単純に、今まで使っていたサービス(普段のメールやFacebookのメッセージ)だけで、人とのやり取りがそろそろいっぱいいっぱいというのもあります。追われてる感が… これも別な話)
全ての人が、そのようなことを意識して、それで自分がどこまでを使うのか、どのように使うのか自覚的に利用していればいいと思うのですが、リテラシーが浸透する間もなく技術やサービスがどんどん進化・普及してしまってなんだか怖いです。自分ひとりが気をつけていても致し方ない。とりあえず自分が気をつけて、なるべく敏感に情報を集め、危険を察知する能力を身につけることを心がけるしかないと思います。
とはいえ、イノベーションは楽しくて面白くて、考えすぎていたら前に進めないですね。